昔に比べると、書類の持ち出しも紙ではなくUSBメモリやクラウド上に保存などペーパーレスが主流になっていることもあり、インクジェットプリンターはもう要らない代物なのでしょうか?
いやそんなことはありません。機能のコスト面も大幅に向上しており、インクジェットプリンターで紙をプリントアウトするだけで使っているなら勿体ないのです。
そこで、インクジェットプリンターの選び方や便利な使用方法、おすすめの5選を紹介したいと思います。
目次
インクジェットプリンターの選び方
複合機にするか、単機能プリンターにするか
プリント機能のみの単機能プリンターなら、コンパクト設計のものが多く、価格もリーズナブルなものが特徴となります。
対して複合機では、スキャナーやコピー機能が付いているものが多く、なかにはFAXや電話が付いているものまであります。
複合されている機能が多ければ大きいほど、やはりスペースも大きくなりますし、価格も高くなるものなので、自分の必要な複合機能は何なのか考えておきましょう。
インクの種類で選ぶ
最近のインクジェットプリンターの主流は、各色独立しているタイプですが、基本色はシアン、マゼンタ、イエロー、黒の4色となります。
ハイエンドモデルになると、これに2色を加えて6色型となっており、6色型だと鮮やかな写真プリントなど高画質印刷も可能になります。
ただ、黒のみしか使わないのであれば、単色プリンターや、4色型の廉価版のほうがコスト的に安くなります。
給紙方法のバリエーションで選ぶ
給紙方法が背面・前面・手差しなど多くのバリエーションができるモデルも多いです。
このようなインクジェットプリンターなら、まず置き場所も選べますし、給紙のしやすさも多様に選べるので便利です。
インクジェットプリンターこんな使い方もある!
最近のインクジェットプリンターは普通紙にプリントアウトできるだけでなく、さまざまな光沢のあるフォト用紙や、Wi-Fiで接続してスマホプリントできるものも多いです。
個人的によくやっているのがCD/DVDラベル印刷。
どうしてもハードディスク録画になって、貯まってばかりですぐにいっぱいになってしまうため、どうしても保存しておきたいものはDVD保存をするのですが、多少凝って市販されているDVDのようにラベルをデコレーションすると、なんか価値が上がったような気分になるのです。
また、友人のママさんが行っていて面白そうだなと思ったのは、耐水ペーパープリント。
例えば家族それぞれのマーク(子供のいる家なら動物のマークなど)を決めて、耐水シートにプリント、それをコップに貼ることで、オリジナルコップが出来上がります。ちょっとグロテスク?ですが、写真プリントを貼ってもすぐに誰用か分かりますね。
耐水シートもコップも100円ショップで買えるので、オリジナルコップにすれば、100円のコップなんて思えない程になります。
インクジェットプリンターおすすめ5選
Canon PIXUS XK70
従来のモデルより色域が広がったプレミアム6色ハイブリットインクを採用しており、写真プリントを多くする人には高画質プリントができるおすすめインクジェットプリンターです。
背面給紙トレイと前面給紙カセットの2か所に用紙をセット可能なため、前面には普通紙、背面には名刺やはがきなど用途に合わせて毎回入れ替える手間を省くことができます。
L判写真が1枚約12.5円と高いコストパフォーマンスを誇っている点も注目点です。
EPSON Colorio EP-881AW
とことんコンパクト設計にこだわった、省スペース化を実現しているインクジェットプリンターです。そのため、置き場所があまりない部屋の設置におすすめです。
無線LANルーターを使わなくてもWi-Fi経由でスマホプリントもワンタッチ、簡単操作で機械が苦手な人でもすぐにスマホプリントもできます。
暗号化方式WEPから、強力なセキュリティーを持つ最新のWi-Fi Protected Access2 Pre-Shared Keyまで対応しており、セキュリティ対策も万全です。
brother DCP-J978N
プリント機能だけでなく、スキャナー、コピー、CD/DVDラベル印刷など複合機能が豊富にあるので、家族みんなで使えるタイプのインクジェットプリンターです。
実質価格10,000円ちょっとの買いやすいリーズナブルな点も嬉しいところです。
大容量タンクのインクも注目で、1回のインク交換で、A4カラー印刷が約500枚まで可能、写真入り年賀状でも約870枚(1枚当たり約3.7円)とお得に印刷ができます。
Canon TR9530
普通紙がA4まででなく、A3サイズまで可能なので、A3プリントのような大きな用紙のプリントもしたい人におすすめのインクジェットプリンターです。
自動で原稿送りができるADF機能も付いているので、Wi-Fiが届く距離なのであれば、ある程度離れた場所に置いておいてもストレスフリーで使うことができます。
両面コピーなども簡単に行うことができる点もポイントです。
brother PRIVIO MFC-J998DN
プリント機能だけでなく、スキャナー機能、コピー機能、更にはFAX、コードレス電話まで付いている1台5役のインクジェットプリンターです。そのため、SOHOなど1台であらゆることをこなしたい場合におすすめです。
機能面でも、プリンターでは、無線LAN接続機能、ADF機能、CD/DVDラベル印刷などが、FAXでは受信したファクスの内容を印刷する前に本体液晶画面で確認できるなど痒いところに手が届くような機能も満載です。
まとめ
今回はインクジェットプリンターの選び方、便利な使い方、おすすめの商品5選を中心に紹介させて頂きました。
最近ではどこのコンビニでもプリントサービスを行っているし、もうインクジェットプリンターは要らないと思っていたら間違いということが少しは分かって頂けたのではないでしょうか。
使い方の工夫次第で生活を潤わせてくれ楽しくなるものです。
コスト面も最新機種は大幅に向上していますし、コストパフォーマンスでも注目していきたいですね。