スマホ一台あれば、いつでもどこでも好きな音楽を楽しめるようになりました。
その昔、カセットテープやMDに録音して持ち歩いていた時代を知っている人には正直信じられないのではないでしょうか?
いつでもどこでも音楽が聴けるスマホですが、コンパクトスピーカーを付けると、より音楽に夢中になれるほど音質が格段にアップします。
一人で音楽の世界に浸りたいときも、みんなで音楽を聴いて盛り上がりたいときも、やはり音質は良いに越したことはありませんよね。
そこで、今回は「いつでもどこでもコンサートホール音源に!おすすめコンパクトスピーカー5選」を紹介します。
いつでもどこでもコンサートホール音源に!コンパクトスピーカーの選び方
有線タイプか無線タイプかで選ぶ
大まかに分けて、コードでスマホなどの音楽プレイヤーとコンパクトスピーカーを接続する【有線タイプ】と、bluetoothやNFC接続でつなげる【無線タイプ】があります。
有線、無線それぞれにメリット、デメリットがあります。
まず有線タイプのメリットですが、なんといっても接続が簡単な点です。接続するコードはイヤホンコードのほかに、USB、ライトニングケーブルなどいろいろありますが、いずれにせよ設定などなしにつなげればすぐにスピーカーから音が出るので簡単です。
また、ほかにも充電をしなくてもいつでもつなげれば使える点、無線タイプに比べて安価なモデルが多い点も挙げられます。
有線タイプのデメリットは、コードの長さ分で置き場所が決まってしまうことでしょう。また、どうしても持ち歩いているとコードは煩わしく感じてしまいます。
対して、無線タイプのメリットは、まずやはりコードがないので、ある程度自由に設置場所を決めることができます。
また、モデルによっては1台の音楽プレーヤーで、複数台のコンパクトスピーカーと接続できるものもあり、よりダイナミックな音質を楽しむことも可能です。
もちろんコードがないのでもち運びにも優れている点、主流なのでより多くの商品から選ぶことができる点も考えられます。
バッテリー容量で選ぶ
リビングや寝室など置き場所が決まっていて、いつもそこで音楽などを楽しむのであれば、常にコンセントに接続でき、バッテリー容量はあまり関係ないでしょう。
しかし、せっかくの持ち運びができるコンパクトスピーカーなのですから、外出先やお風呂場、キッチンなどあらゆるところで音楽を楽しみたいものです。
そうなると、電源に刺さっていない状態で使用し続けられるバッテリー容量が重要ポイントとなっています。
連続使用時間が10時間を超える大容量バッテリーを搭載しているものから、バッテリーが小さいものだと2~3時間程度のものまであります。
デザインで選ぶ
コンパクトスピーカーには、正方形のスクエア型や、長方形型が主流ではありますが、なかには丸型や変わった形状のものも多くあります。
もちろんカラーリングも多色展開されていますので、自分のお気に入りのデザインを見つけましょう。
やはり、お気に入りのモデルは大事に使うので長持ちして使い続けることができます。
音質の良さで選ぶ選ぶ
今では10,000円以下の安価なモデルでも、驚くほど音質の良いコンパクトスピーカーも多くあります。
ただ、とことん音質にこだわりたい人なら、コーデックのレベルをチェックしましょう。
コーデックとは音源を圧縮変換する仕組みのことで、「SBC」「ACC」「apt-X」「LDAC」の順に音質が良くなります。
ちなみに特にコーデックの記載がないモデルは、基本SBCですが、個人的意見として、そこまで音質にハイレベルな耳をお持ちな人以外は、正直そこまで音質の違いは分からないものです。
それ以上に、もし現在、自宅などで使用しているスピーカーがあったら、同じメーカーで合わすのもひとつの手です。
車のようにスピーカーも各メーカーによって音のクセがあり、好き嫌いには個人差が出ますので、持っているスピーカーの音に気に入っているのであれば、同メーカーを選ぶのも間違いない選択肢になると思います。
防水機能の有無で選ぶ
そこまで水に濡れる環境で使用する予定がなくても、急な雨など外に持ち出すのであれば、やはり防水、防塵機能はあったほうがベターでしょう。
基準としては、防塵性能は「IP5X」以上、防水機能は、「IPX5」以上あると安心でしょう。
また、お風呂場やキッチン、もしくは海水浴の時に使用したいなどより水に濡れる可能性が高い場合は、防水機能は、「IPX7」以上あると良いと思います。
お風呂場をコンサートホールに早変わりさせよう
別に音楽を聴くのもスマホのスピーカーだけで十分!他にコンパクトスピーカーなんて要らない!と思っている人もいると思いますが、ぜひ一度お風呂場でコンパクトスピーカーを使用してみてください。
小さなスペースで反響音が凄いので、近所迷惑を考えて小さなボリュームで聞いたとしてもまるでコンサートホールのような高音質で音楽を楽しめます。
最近は、スマホで全国のラジオを聴くこともできるので、何もすることがなかったお風呂場が一気にやりたいことでいっぱいになります。
おすすめコンパクトスピーカー5選
ソニー Bluetooth ポータブル ワイヤレススピーカー SRS-XB22-H
手のひらサイズで気軽に持ち運びができるコンパクトさとは思えないほど、ダイナミックな重低音サウンドに定評があるコンパクトスピーカーです。
重低音がよく効くため、音楽の視聴だけでなく、ゲーム音楽で使用すれば、一気にゲームの世界観に引き込まれることでしょう。
1台の音楽プレイヤー(スマホ)から複数台接続することもでき、音に合わせて光も点灯するため、クラブハウスのような雰囲気を作ることも簡単!ホームパーティ時にもってこいです。
Bang&Olufsen ワイヤレススピーカー Beoplay M5
北欧の老舗音響メーカーBang&Olufsen製のコンパクトスピーカーです。
もともとスピーカーマニアに定評のあるメーカーだけに、とことん音質にはこだわっていて、5インチウーハー・1.5インチミッドレンジ・3/4インチツイーターと多くのユニットを搭載した3Way構造となっており、聴いた瞬間に音の違いが分かります。
また、bluetoohでの無線接続だけでなく、AirPlay・Wi-Fi・LAN・3.5mmステレオミニに対応しているため、不意な充電していない時でもすぐにいつでも使えます。
JBL GO 2
実質価格4,000円弱と手に入れやすい価格帯にもかかわらず、184gと軽量、IPX7の防水性能搭載、5時間連続使用可能とタフネスに使い続けることができます。
カラーバリエーションは計12色もあるので、自分好きのカラーのモデルも見つけやすいです。
ハンズフリー通話も可能で。エコーキャンセリング機能を搭載しているため、相手の声もクリアに聞くことができるでしょう。
ANKER Anker SoundCore Sport
業界トップクラスと自称しているIPX7の防水性能搭載しており、商品名にあるとおり、スポーツ時での利用やお風呂場などタフな場所でも使用もへっちゃらです。
そのレベルは1時間水没させても、約30分はそのまま使い続けることができるほど。
実質3,000円ほどなので、初めてのコンパクトスピーカーとしてもおすすめです。
ソニー ハイレゾ対応グラスサウンドスピーカー LSPX-S2
他のコンパクトスピーカーと比べると、実質価格4万円台と決して安い買い物にはなりませんが、とことん音質と見た目にこだわりたい人向けのワンランク上のコンパクトスピーカーです。
ハイレゾ音源に対応しており、サウンド設定・楽曲再生操作も簡単にできるので、自分好みのこだわりの音を楽しむことができます。
有機ガラス管そのものを高音用スピーカーでインテリアとしても画になり、LEDランプの明るさ調整もできるので使い勝手抜群です。
まとめ
今回は、いつでもどこでもコンサートホール音源に!おすすめコンパクトスピーカー5選を紹介しました。
音にそこまでこだわっていない人でも、一度スピーカーを使えば、手放せなくなるほど感覚的に良音は心を惹きつけます。
コンパクトスピーカーを手に入れるだけで人生が変わるというのは言い過ぎですが、ワンランク上の生活を手に入れられますよ。